巻き込む力 巻き込まれる力

今回は、真面目。真面目なお話。

この度、日本鋳造工学会・東海支部殿の企画立案、静岡県の同業者様のご協力の元、
「若手技術者討論会」が弊社にて開催された。

弊社で発生した不具合品の現物、それを作る工程(工場)を、同業者様の現場技術者に見てもらい、それぞれの経験、知識から、なぜ不具合が起こるのか?どの工程に問題があるのか? を、
意見を出し合い考える。

工学会メンバーはあらかじめ、当社を下見し、不具合品を科学的に分析しており、「なぜなぜ解析」という手法をもとに、参加者の出した原因や対策に、助言や理屈を与える。

この活動により、同業者間の技術者同士の繋がりや、町工場(現場技術)
と工学会(論理的知識)の繋がりが生まれます。会社と会社の垣根を越えます。
大企業と中小企業の垣根を越えます。
より良い鋳物づくりの仕組みが出来、日本の鋳物づくりの底上げになるのではないか。

そんな大それた取組になってゆくのか、わかりませんが。

今回は、時節柄、リモート参加者も多数おり、場所もとび越えました。
新たな取組だらけの一日。   疲れたね。

みんなマスク着用

アクリル板も設置

ソーシャルディスタンスを保ち

定点カメラやスマホを駆使してZOOM

リモートで討論に参加

みんな一日がんばりました